システム開発・Webサイト(ホームページ)制作・Webコンサルティング
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「業務システム」を構築する際は、その規模や用途、予算に合わせて必要なハードウェアやソフトウェア、開発言語などを選ぶ必要があります。下記の表は弊社がお勧めする一般的な「業務システム」の選択基準です。
小規模システム
推奨ソフトウエア:
FileMaker、Ms-Access
目的:
限られた範囲内での使用
対象ユーザー:
企業内のみ
データ件数:
1万件程度
項目数:
100程度
ファイル数:
10程度
用途:
顧客管理システム
書籍管理システム など
予算の目安:
100万円未満 |
◎長所
・ソフトウエアの購入費用が安い(3万円程度)
・開発期間が比較的短い
・機能追加が比較的簡単にできる
×短所
・ソフトウエアの機能に依存する
・リアルタイムの計算が要求されるシステムにはむかない
・複数ユーザーの場合は、サーバ用のソフトウエアが別途必要になる
FileMakerとMS-Acessの違い
業務システムに使う場合、機能的な違いはほとんどないが、Webデータベースとしての機能はFileMakerのほうが優れていると言われている。FileMakerは使いやすさに定評がある。
ファイルメーカーによるシステム構築
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中規模システム
推奨ソフトウエア:
PostgreSQL、MySQL
目的:
Webデータベースとして使用
対象ユーザー:
不特定多数
データ件数:
10万件程度
項目数:
300程度
ファイル数:
100程度
用途:
受発注管理システム
オンラインショップシステム など
予算の目安:
1,000万円未満 |
◎長所
・ソフトウエアの購入費用がかからない
(本体は無償だが開発用のツールは有償)
・SQL言語なのでシステムの仕様に柔軟に対応できる
×短所
・プログラミング力の差がシステムに反映される
・サーバの設定が必要となる
・開発期間が比較的かかる
PostgreSQLとMySQLの違い
機能的にはほとんど同じである。MYSQLは機能がシンプルで速度が速い。UNIX版とWindows版がある。
それに対して、PostgreSQLは、商用利用も十分可能な本格的な機能を持ち、日本国内での使用事例が多い。
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大規模システム
推奨ソフトウエア:
Oracle
目的:
大量データのリアルタイムの計算・集計
対象ユーザー:
不特定多数
データ件数:
100万件程度
項目数:
500程度
ファイル数:
300程度
用途:
予約管理システム
電子申請承認システム など
予算の目安:
1,000万円以上 |
◎長所
・大量データの計算・集計に適している
・UNIX用とWindows用がある
・機能修正が比較的簡単にできる
×短所
・ソフトウエアの購入価格が高額である(300万円程度)
・サーバの設定が必要となる
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